2003-05-07 第156回国会 衆議院 法務委員会 第10号
例えば、ちょっと時間がかかりますが、和歌山のカレー事件は三年七カ月、埼玉の本庄の保険金詐欺事件は一年半で初公判から済んでいますが、いずれの弁護団も、検察官の方が証拠開示をしてくれたからこれだけの期間で済んだんだということを言っております。 やはり、そういう格好で、証拠をきちっと出していただくということによって、争点整理もされ、審理も速くなるということができるんではないかと思っております。
例えば、ちょっと時間がかかりますが、和歌山のカレー事件は三年七カ月、埼玉の本庄の保険金詐欺事件は一年半で初公判から済んでいますが、いずれの弁護団も、検察官の方が証拠開示をしてくれたからこれだけの期間で済んだんだということを言っております。 やはり、そういう格好で、証拠をきちっと出していただくということによって、争点整理もされ、審理も速くなるということができるんではないかと思っております。
今、先生御指摘の点につきましては、平成十年の和歌山の保険金詐欺事件を一つの契機といたしまして、保険会社の適切な業務運営を確保し、生命保険が犯罪に結びつくといったことを防止する観点から、十一年の四月に保険業法施行規則等を改正いたしております。
今、生保業界の危機が叫ばれておりまして、保有契約高の減少化というのが進んでおりますけれども、それはやはり生保に対する非常に不信というものもあり、保険金詐欺事件というのが多発する中で、この犯罪というのはやはり機構的なものもあるのではないかというふうに考えるわけです。
まず、最近、保険金詐欺事件が多発をしておりまして、本当に恐ろしい時代になってまいりました。我が子にまで保険を掛けて、そして殺して保険金を受け取るという本当に恐ろしい世の中でございますが、そういう意味で、本日午後から参考人といたしまして生命保険協会の会長の森田さんにお越しいただくわけですけれども、衆議院で参考人といたしまして発言をなされたところを一部御紹介させていただきたいと思います。
○政務次官(村井仁君) 保険は、申し上げるまでもないことでございますけれども、多数の保険契約者がさまざまの偶然の事故によってこうむる経済的な損失を緩和するために必要な保険料を分担拠出し合いましていくという、こういう制度でございまして、こうした公共性にかんがみますと、一部の悪意を持った者がこの仕組みを悪用しまして、不正に利益を得るということを目的にして保険金詐欺事件を起こしている、これは非常に遺憾なことだと
そうすると、こうした保険金詐欺の頻発、この二つだけじゃありません、たくさんの保険金詐欺事件が起きておりますけれども、善意の契約者に非常に大きな不利益をもたらすことになるわけですね。ということは、吉田会長の弁をかりれば、生命保険会社の根幹を掘り崩すようなものだ、こういうことになろうかと思うのです。
○村井政務次官 ただいま中川委員と刑事局長の質疑応答を伺っておりまして、金融監督庁としまして、実は平成十年に、和歌山の保険金詐欺事件がありました。
○乾政府参考人 平成十年に和歌山の保険金詐欺事件が起きましたことから、監督庁といたしまして、どのような問題点があったのかを検討いたしまして、その結果、主として次の三点をポイントといたします保険契約締結あるいは募集に当たる適正化措置を講じたところでございます。 その三点と申しますのは、一つは、被保険者の同意確認の強化。
でも、翻って日本を見ますと、ずばりと言いますか、例えば、例としていいかどうかわかりませんが、和歌山の保険金詐欺事件がありました。強烈な弁護団が捜査陣と対抗しました。しかし、千何百万円という弁護料を先にもらっているという報告もありましたね。どう見ても、これは保険金詐欺から出てきた金だとしか思えないのです。そうすると、それを押さえちゃえば、まず弁護活動はばかっとできなくなりますよね、すぐに。
和歌山の保険金詐欺事件に関連していろいろな議論が展開されてまいりましたが、私は、生命保険のシステムに一つの大きな問題があるというふうに思っております。それは、だれでも従業員を被保険者にして、しかも被保険者に保険契約の話をしないまま受取人を事業者の方にして保険契約を結ぶことが可能だという点であります。
それで、外務員の問題について生保協会の会長さんにもう一度お尋ねしたいのですけれども、今回の和歌山の保険金詐欺事件を見ても、やはり外務員については非常に大きな問題があるのではないだろうかというふうに思っております。先ほど陳述の中でも言ってはおりましたけれども、あのとおりいっていればこういう事件は起こらないのではないだろうか、なぜ起こったのか、ここが問題ではないだろうかという気がします。
このたびの和歌山の保険金詐欺事件では、本当に多くの国民が、こうもやすやすと多額の保険金を手にすることができたのか、そして大変不思議に思いながら、また憤りを感じているのではないでしょうか。簡単に自分の知らないところで保険が掛けられて、そして殺人未遂事件まで起こす、こんなことが許されていいはずはないと私は思っております。
どこかの保険金詐欺事件ではありませんけれども、多ければいいというものではない。つまり、必要最小限あればいい。それは、それぞれの債権の状況あるいはこれまでの貸し倒れの実績、そういうものを勘案して、あればいいわけであります。
和歌山の砒素カレー混入事件あるいは保険金詐欺事件、こういういろいろな犯罪が多発しております。また、外国人の犯罪も多発しておりますし、社会はこういう経済の状況も反映して非常に危険な状況にある。
今回の、きのう、おとといと新聞報道をされておる和歌山の保険金詐欺事件の関係は、今後その毒入りカレー事件とどう結びついてくるのか、捜査の状況を見なければわからないのだと思いますけれども、当局の一層の奮起を期待しておきたいと思います。 そこで、お尋ねをしたいと思いますけれども、一連の毒物混入事件の発生状況並びにその捜査状況について聞かせていただきたいと思います。
三番目に、稲川会組員の偽装交通事故による保険金詐欺事件、千三百万円を詐欺した事件です。それから、東大阪市長厚生年金不正取得事件、これも組織ぐるみで取っているようなんです。それから、カジノクラブの経営者がバカラ賭博で開張図利事件。それから、中国人女性二名身の代金目的略取誘拐事件、これは五月十四日。こういうふうにただずらずらと見ただけでみんな該当、全然該当しないのもあります。
なかなか巧妙な保険金詐欺事件が非常に増加している状況でして、昭和六十一年の不正取得金額は約二十億と伺っておりますが、実態を見るとその三倍ではないかという指摘もされております。それに関連しまして、保険会社と警察との間で情報交換を行うということで防犯対策協議会というのがつくられていると伺っておりますが、その設置状況と、その効果のほどについてどんなとらえ方をされているか、お伺いしたいと思います。
しかし、昭和六十年中の保険金詐欺事件というのは、私の調べたところでは、間違っておったら御指摘願いたいのでありますが、件数にして九百九十四件、前年比では三百五十五件ふえているわけですね。被害額は十八億九千八百九十三万円と私どもは承知をしているわけであります。当たり屋事件というのもたくさんありまして、二百三十三件が摘発をされている。被害総額は八千九十五万円。
そんなことで、従来その種の交通事故に絡む保険金詐欺事件ということについて若干の甘さというものもあったのかというふうなこともありまして、五十九年から特に医道審議会の会長談話というものを出しまして社会的な警告を発しながら、自今、より厳正な態度で処分に臨むということにしてございます。
特にバイオリンの保険金詐欺事件が発端となって、このように国立大学の教授、助教授等数名を巻き込むという事件に発展し、音楽界はもとより、教育界などもその影響ははかり知れないところがある、このように感ずるわけです。 そこで、初めに大臣に、この事件について感想はいかがなものか、お伺いいたします。
その中には事件としてすでに社会面をにぎわしたような、たとえば元タクシー運転手仲間による保険詐欺事件もあります、あるいはマルチ商法グループ員を中心とした多額保険金詐欺事件というものもあります、あるいは不良グループによる保険詐欺事件、重立ったものはずっと金額もわかっているわけであります。 いずれにいたしましても、二十億を超える不正請求という問題が依然として残っているわけですよ。
○池田政府委員 昭和五十四年につきましては、まだ実は集計できておりませんけれども、五十三年の数字で申し上げますと、交通事故にかかわります保険金詐欺事件の検挙の件数が千二百二件、検挙人員は八百五十六人でございます。なお被害額は、未遂を含みますけれども約十億六千万円、こういう数字になっております。
昭和五十三年中に各都道府県警察で検挙いたしました暴力団関係者の絡む各種保険金詐欺事件は全部で二十事件ございまして、被害額は既遂額が約一億八千六百八十五万円、未遂額が約四千六百九十万円となっております。
私の調査した暴力団による保険金詐欺事件が事件数として、先ほどもお話がございましたが、二十件、検挙人員六十八人、こうなっております。実際はこれは表にあらわれたものであって、本当は、表にあらわれていないけれども、実際出し得なくて涙をのんでいるというものが私は相当あるのではないかと思うのですね、相手が相手であるから。こういうことが今後起こらないように御努力を願いたいと思いますね。
私どもの方も、このような交通事故だけに限らず最近の保険の普及に絡みまして各種の保険金詐欺事件が起きておりますので、それぞれの業界とも連絡をとりながらこの種事件を徹底的に検挙すべく鋭意努力しておるところでございます。
それからさきの委員会で、私が保険金詐欺事件の不正請求事件に対する防止対策と今後の対策についてお尋ねをいたしましたところ、運輸省は不正請求が多発する事態は自賠責制度の適正な運営にとっても大きな支障になるので、今後さらに不正防止のために万全の対策を進めたい、こう述べておられますが、どのような方法でやられるのか。
○梶原政府委員 保険金詐欺事件は、まことに遺憾なことでございまして、運輸省といたしましては、関係省庁等と十分連絡をとりつつ、その実態の把握、解明に努めてまいるとともに、詐取されました保険金の回収に努力をいたしておりますし、今後とも努力を続けたい、かように考える次第でございます。
○杉原政府委員 私ども現場の事故処理の過程を通じまして、先ほど御指摘のような保険金詐欺事件というものを検挙してまいってきておるわけでございますが、こういうことになってまいりますと、保険制度そのものの根幹にも触れるようなことに相なるわけでございます。
昨年からことしにかけて、一連の多額保険金詐欺事件が相次いで発生しております。わかっているだけでも横浜市内を中心に総額三億円、愛知、静岡、長野でそれぞれ一億円余の保険金詐欺事件等、交通特殊事件で総額十億円以上に上る不正請求事件が明るみに出ております。警察庁はこれらの実態をどのように把握しておられるのか。このような交通事故を装った保険金詐欺事件の防止対策はずばりあるのかどうか。